エムポックス、 日本企業ワクチン使用申請 WHOに

(VOVWORLD) -WHOのテドロス事務局長は記者会見で「速やかに審査している」と述べ、2週間以内に承認されるとの見方を示しました。
エムポックス、 日本企業ワクチン使用申請 WHOに - ảnh 1THX/TTXVN撮影

世界保健機関(WHO)は8月30日、アフリカを中心に感染が拡大するエムポックス(サル痘)について、明治グループの製薬会社KMバイオロジクス(熊本市)を含む2社からワクチンの緊急使用許可の申請を受けたと明らかにしました。テドロス事務局長は記者会見で「速やかに審査している」と述べ、2週間以内に承認されるとの見方を示しました。

WHOによりますと、KMバイオとデンマークのバイオ企業、ババリアン・ノルディックが23日に申請しました。日本の厚労省などによりますと、KMバイオの天然痘ワクチン「LC16」は2022年、エムポックスの予防に効果があると追加で承認されました。テドロス氏は「ワクチンの安全性と効果は最優先事項だ」と述べました。

WHOは、欧州連合(EU)などを通じ23万回分のワクチンをすぐに発送できるよう確保します。2社以外にも感染拡大に対応するため、各国や企業と協議しているとしました。

テドロス氏によりますと、コンゴ(旧ザイール)では今年に入り、エムポックスの感染が疑われる事例が1万8千件以上報告され、629人が死亡しているとのことです。(共同)

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